大阪なんば赤狼看板

大阪の「なんば赤狼」で昆虫食を食べる!

投稿日: カテゴリー: お店紹介・取材, 大阪

今回ご紹介するお店は、知る人ぞ知る「なんば赤狼(なんばせきろう)」です。赤狼さんは、昆虫食専門店というわけではなく、ジビエ料理を提供している飲み屋さん。ジビエとは狩りでゲットした野生の鳥や獣の肉を意味するフランス語で、ヨーロッパの伝統料理の一種。その一部として昆虫食も扱っているようです。こちらは近鉄日本橋駅から徒歩4分の味園ビル2階にあります。

潜入!大阪ミナミの魔窟

大阪なんば赤狼町並み

しかし、行くまでの道中がめちゃめちゃ昭和で、しかもかなり怪しげ。それもそのはず、その周辺は”裏なんば”として知られており、怪しげなバーや居酒屋が立ち並ぶ一体なのでした。そして、その街を象徴するビルこそ、”味園ビル”なのです。人呼んで「大阪ミナミの魔窟」。このビルは1956年に建設され、昭和の高度成長期に賑わいを見せます。キャバレー、サウナ、ホテル、バー、宴会場には人々が押し寄せていたと言います。しかしバブル後、90年代にはその手のビジネスは低迷し相次ぐ閉店、現在では飲食店やバーが中心となっており、サブカルチャーの発信地となりました。

そんな味園ビル内はハイパー独特な雰囲気。スロープを上り、2階に着くとすぐ目に飛び込んでくるのは、店の前の壁にかけられた鹿の頭と赤い扉。このインパクトで「赤狼」だとすぐにわかりました。店内は映画に出てきそうなほの暗いバーという感じ。例えるなら「千と千尋の神隠し」と「スターウォーズに出てくる酒場」を足して2で割ったような怪しげな世界です。明らかに場違いな私はそわそわの局地です。

大阪なんば赤狼店頭

ま、まさかの撮影制限!?

お店の方に撮影をきいてみると、お客さんと店内は載せないようにとのこと。しかし、料理やメニューに関しては許可をいただけました。取材拒否されなくて感謝です。その為、店内の様子が少ないことをご理解下さい。とはいうものの、お店の方はとても感じがよく、めっちゃ入れ墨が入っており、親しみやすく丁寧な対応でした。前回のお店とは違い、日本人の接客スピリットは良いものだと改めて感じます。

赤狼はメニューがすごい!クロコダイル量り売り!

大阪なんば赤狼メニュー

まず、とにかくメニューに圧倒されます。お肉がメインのジビエ料理のお店のため、その品揃えは他にない珍しいお肉ばかり。例えば、イノシシ・鹿・カンガルー・ダチョウ・ラクダなど、絶対にスーパーや近所のお肉屋さんでは買えないものばかり。イノシシ・鹿ならなんとなくわかりますが、カンガルー・ダチョウ・ラクダさえ食べ物として成立するんですね。ビックリ。

そして、クロコダイルは、1gからの量り売りがされていました。すごい!笑 これは自分史上、前代未聞の出来事。ツッコミどころ満載です。クロコダイル食べるという発想がまずなかったですし、量り売りって。いやはや、自分の見識の狭さを痛感しますね。

しかし、メニュー見ていると、あれ?昆虫食がメニューにない!?事前情報では、ここでスコーピオンやら、コオロギやら、お目にかかれるときいてきたのですが、メニューには記載されていません。「まじか!うわーもう帰ろうかな。というか早く帰りたいな。」と内心思っていたのですが、ここまで来ておめおめと帰るわけにはいかねえ。と、アツい使命感をたぎらせお店の方にきいてみると、、、ありました!メニューにはのっていないけれど、今日はコオロギとセミの幼虫を提供しているとのこと。どうやら仕入の状況で提供できる昆虫食がかわるようですね。残念ながら、スコーピオンは人気商品のため、あらかじめ予約が必要なのでお気をつけ下さい。

実食、魔窟の昆虫食

早速、コオロギとセミの幼虫の両方を注文しました。待つこと数分、コオロギもセミの幼虫がおつまみ風に小皿で登場。いずれも油で炒めてあるシンプルな調理方法のようです。料理はあたかかく、香りは程よく香ばしく食欲をそそられます。前回は香辛料をガッツリつかっているセミの成虫で、いかにも料理としての昆虫食でしたが、今回は昆虫食の素材をそのものの味を楽しめるスタイルです。

大阪なんば赤狼セミコオロギ

安定のコオロギ

気になるお味ですが、コオロギは本当に食べやすく、間違いない仕上がりでした。身もしっかりしていて噛みごたえがあります。口の中でピーナッツのような風味が広がります。本当におつまみにピッタリで美味しくいただけました。昆虫食はやはりコオロギからが入りやすいですね。あと、歯に挟まりやすいです笑

セミはとてもキレイで食べるのがもったいない!

次にセミの幼虫をいただきました。こちらの第一印象は「キレイ」。本当に標本かと思うほど形がキレイで、身も大ぶり。食べるのがもったいなく感じるほど完成されていました。お味は前回のセミ串とは違い、セミ本来の味が出ておりエビのような風味が全面に押し出されています。食感はクリスピーで食べごたえがあります。昆虫食の本来の味を楽しみたいのでしたら、こちらがおすすめです。

大阪なんば赤狼店頭セミ

赤狼は質にこだわる本格派

お店の方の説明では、昆虫食は品質にこだわっており、良質なものしか提供しないようにしていると教えてくれました。以前は中国産を取り扱っていたようですが、最近では安全の面から信頼できるタイ産のものだけをお店ではお届けしているのだとか。ただゲテモノを面白おかしく出しているのではなく、お客様のお口に入るものとして丁寧に品質にこだわっている所に、昆虫食業者として感動を覚えました。

是非、昆虫食に興味がある人や、大阪で昆虫食を食べれる店を探している人は「なんば赤狼」で良質な昆虫食をトライしてみて下さい。

なんば赤狼(なんばせきろう)
大阪府大阪市中央区千日前2-3-9 味園ビル2F
06-4395-5829

もし大阪まで行けなくてもTAKEOでは、通販でコオロギもスコーピオンもご購入いただけます。 赤狼さんのようにTAKEOの昆虫食も品質にこだわり、安全なタイ産とフランス産を取り扱っております。最短翌日お届けですよ!
昆虫食の通販ショップ|TAKEO

この記事を書いた人

】1987年生まれ30歳 男
大学で英文科を卒業後、専門学校で宗教学を学ぶ。ボランティア活動等に積極的に参加し、様々な国際交流により、グローバルな視点で文化を考察するのが好き。現在、シンガポール人と、中国系ニュージーランド人と暮らしている。

仮面ライダー、スーパー戦隊、ウルトラマン、アメコミ等が大好き。