甲殻類アレルギー
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昆虫食の安全性とアレルギーについて

2022/12/5更新
より詳細には「昆虫の食物アレルギーについてのTAKEOの考え方」をご覧ください。

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昆虫食を楽しむために今回、私が取りあげたいトピックは、昆虫食のアレルギーと安全性についてです。

私たちは昆虫食を食べる際どうしても気になるのはやはり、健康に害がないか?リスクはあるのか?ということでしょう。昆虫食の安全性について不安を持っている方々へ、昆虫食を安心・安全に楽しんでいただくために抑えるべき大切な点をシェアします。

昆虫食と甲殻類は近い存在、甲殻類アレルギー

知っていますか?ゴキブリの背中とエビの尻尾は実は同じ成分でできているということを。昆虫に一番近い存在はエビやカニなど甲殻類なのです。故に、昆虫食には甲殻類アレルギーの可能性が含まれています。甲殻類アレルギーを簡単に説明すると、エビやカニといった甲殻類を食べるとき、あるいは触れたときのアレルギー反応を指します。アレルギー反応を起こすと、アナフィラキシーが起こる場合もあります。

甲殻類アレルギーの反応と原因

アレルギーの元を食べたりすることによるアナフィラキシーは、発症すると短時間で体全体にアレルギー症状が出ます。蕁麻疹や皮膚が赤くなる、咳やクシャミや呼吸困難、目が痒くなり唇が腫れる、お腹が痛くなったり、時にはもどしてしまったり、最悪の場合、意識を失うショック症状にも陥ってしまうといいます。

甲殻類アレルギーが起こる原因は、「トロポミオシン」と呼ばれるタンパク質です。この物質、実はエビ、カニ、シャコ、タコ、イカ、クモ、ダニ、昆虫を含む生物も同じ「トロポミオシン」が含まれているのです。この点で明確に昆虫食と甲殻類はとても近い存在だといえるのでしょう。

じゃあどうすればいいのか?

私たちはまず、自分自身のアレルギーとアレルギー反応の恐れについて認識しておくべきでしょう。少しでもアレルギー、特に甲殻類アレルギーの心配があるのなら、昆虫食は控えるのをおすすめします。しかし普段、エビやカニを食べることができる人は昆虫食によるアレルギーの心配はとても低いでしょう。安心して召しあがってみてください。

また、昆虫自体の安全面で心配されている方もいると思います。これからも昆虫食の安全性については取りあげていきますが、まず確実に言えることは、当社で取扱いがある海外で製造された昆虫食品すべてにおいて、輸入の際に食品として厚生労働省検疫所に食品等輸入届出書を提出、許可されているそして、国内での販売においても保健所からの適切な指導を受けたうえで、商品を提供させていただいているということです。どうぞ安心して昆虫食をお楽しみください。

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この記事を書いた人

】1987年生まれ36歳 男
大学で英文科を卒業後、専門学校で宗教学を学ぶ。ボランティア活動等に積極的に参加し、様々な国際交流により、グローバルな視点で文化を考察するのが好き。現在、シンガポール人と、中国系ニュージーランド人と暮らしている。

仮面ライダー、スーパー戦隊、ウルトラマン、アメコミ等が大好き。

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