今回はグローバルな食文化について考えていきたいと思います。
みんなが大好きなタコ焼きも
上の写真、そう「タコ焼き」です。私たちの文化にとても馴染みのあるタコ焼き、大阪に行くと本当に多くのタコ焼きのお店が並んでいます。又、大阪ではどの家庭にも必ずと言っていいほどタコ焼き器があるというのです。私たち日本人ソウル・フードといっても過言ではない、たこ焼き。
実は世界的に見ると、タコを食べるという行為は「気持ち悪い!ゲテモノ!」と見られてしまうのです。日本人からすれば、「え!こんなに美味しいのに!」と驚かれると思います。しかし、それはあなたが日本人の価値観だけで物事を図っているからです。でも下のタコの写真、気持ち悪いでしょう?
世界には様々な食文化が
以前、韓国の方とお仕事をしていたとき、私はびっくりしたのですが、韓国では犬を食べると聞きました。また、多くの方がフランスでカタツムリを食べることを聞いたことがあるでしょう。インドネシアに住んでいた知り合いは、蛇やコウモリを日常的に食べていたそうです。
タイでは、よく昆虫は料理に用いられています。びっくりしましたか?しかし、それはあなたが日本人の価値観だけで物事を図っているからです。視野を広げましょう。
日本の長い歴史を見れば、そもそも牛の肉を食べることもなかった日本人。それが今では、牛肉は日本人の愛される食材の仲間入りを果たしました。そう、私たちの食に対する価値観は常に変化しているのです。グローバルな視点で考えるならば、まず私たちの固定観念を捨てたら良いのです。昆虫食はなにも珍しいことではありません。よっぽどたこを食べる日本人のほうが稀有な存在なのです。
きっと牛肉のように、数十年後には、昆虫食が私たちの食卓のスタンダードになっていることでしょう。
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この記事を書いた人
【 祐 】1987年生まれ36歳 男
大学で英文科を卒業後、専門学校で宗教学を学ぶ。ボランティア活動等に積極的に参加し、様々な国際交流により、グローバルな視点で文化を考察するのが好き。現在、シンガポール人と、中国系ニュージーランド人と暮らしている。
仮面ライダー、スーパー戦隊、ウルトラマン、アメコミ等が大好き。