2022/12/12~ 「京都こおろぎ 煮干し」の値上げ(2022/12/10告知)
2022/12/12より、国産昆虫シリーズ「京都こおろぎ 煮干し」を値上げいたします。
■対象商品:国産昆虫シリーズ「京都こおろぎ 煮干し」
■価格改定幅:1袋あたり40円
希望小売価格 改定前 税込 580円 → 改定後 税込 620円
■価格改定の背景
京都こおろぎは京都府亀岡市の障害・高齢者就労支援センター LINK’Sさんで養殖していただいています。LINK’Sさんは農業部門もあり、コオロギは新鮮な京野菜をたくさん食べて育ちます。飼育は空調がコントロールされた室内で、衛生的に手作業で行われています。
しかし昨今の光熱費と飼料価格の高騰によりコオロギの採算性が著しく損なわれ、コオロギ事業の持続可能性が脅かされる状況となりました。その状況を鑑み、今回は弊社より原料の購買価格の33%の値上げを提案し、合意に至りました。今回の40円の値上げは原料価格の増加分を反映した形となります。生産者さんたちと一緒に昆虫食市場を盛り上げていくため、どうかご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
2022/11/1~ 一部の海外産昆虫の値上げ(2022/10/5告知)
2022年11月1日より、一部の海外産商品の価格改定を実施いたします。
今後もより一層の品質向上、新製品の開発、サービスの向上に努めてまいります。何卒ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
■対象商品:海外産昆虫 銀パッケージシリーズ 下記31品
タランチュラ、タイワンオオコオロギ、カブトムシ、タガメ、バンブーワーム、セミの幼虫、シロアリ、幼虫ミックス、アジアンフォレストスコーピオン、フンコロガシ、キョクトウサソリ、サゴワーム、昆虫ミックス、バッタ目ミックス、アリの卵、ツムギアリ、ケラ、ガのフン茶、バッタ、サソリチョコレート、サゴワームチョコレート、カイコチョコレート、スーパーワームチョコレート、バッタチョコレート、フタホシコオロギチョコレート、粉末ジャマイカンフィールドコオロギ、粉末タイワンオオコオロギ、粉末バッタ、粉末フタホシコオロギ、粉末ヨーロッパイエコオロギ
■価格改定幅:平均で16%の値上げ
現在販売中の海外産昆虫 銀パッケージシリーズは全部で39品あり、価格改定の対象品目数はうち79%の31品となります。
下記8品目については価格改定の対象外とし、価格を維持します。
ヨーロッパイエコオロギ(ホール)、フタホシコオロギ(ホール)、ジャマイカンフィールドコオロギ(ホール)、カイコ(ホール)、イナゴ、黒アリ、ツムギアリの女王
国産昆虫シリーズを含むその他の商品については、現時点では価格を維持する方針です。
以上の方針はTAKEOのオンラインストア、実店舗TAKE-NOKO、卸売すべてに適用します。
■価格改定の背景
世界的な需要の高まりによる原料単価の高騰、輸入運賃の高騰、円安の影響、国内送料の値上がりなどにより、海外産昆虫の調達価格が高騰しています。例えばTAKEOの人気商品である「タランチュラ」は、2020年と比べて現在の原料仕入れ単価が149%となり、輸入運賃も127%となっています。
「昆虫食は高い」とよく耳にします。わたしたちとしても各種業務の効率化によるコストダウンに取り組んで来ましたが、もう原料の調達価格の値上がりを商品価格に転嫁せざるを得ない状況になってしまいました。
その一方で、海外産銀パッケージシリーズ8品(ヨーロッパイエコオロギ、フタホシコオロギ、ジャマイカンフィールドコオロギ、カイコ、イナゴ、黒アリ、ツムギアリの女王)は価格を維持することにしました。これら商品は比較的原料単価の値上がり幅が緩やかであること、また今後の調達戦略の都合からの判断です。
■その他商品の価格についての方針
国産昆虫シリーズは今のところ価格を維持します。
しかし国内での昆虫生産にかかる光熱費や飼料費、その他資材費は確実に上昇しています。今のところは生産者の方々の努力により原料仕入れ価格が維持されていますが、今後原料価格の改定のお申し出があった場合にはわたしたちとしては受け入れ、そして販売価格に反映していく方針です。
わたしたちは多くの関係者と日本の昆虫食文化を醸成していくためにも、できるだけ持続可能な昆虫生産を目指します。
タガメサイダーも製造費の値上がりがありましたが、しばらくは価格を維持する方針です。もっと頑張ってたくさん売ることで利益を確保していきます。
昆虫食市場は追い風と言われる昨今、その状況に水を差すのではないかと大きな不安があるのは確かです。値上げの分、より一層楽しい昆虫食体験をお届けできるようますます努力していきます。どうかご勘弁を!