本日から「絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律施行令の一部を改正する政令」が施行されました。本政令は、ゲンゴロウ類等15種の動植物について、国内希少野生動植物種(うち特定第一種国内希少野生動植物種1種、特定第二種国内希少野生動植物種9種)への追加等を行うものです。
【国内希少種追加指定】#種の保存法 に基づく #国内希少野生動植物種 に #ゲンゴロウ、#ニホンザリガニ 等15種が追加指定され、来年1/11から捕獲や販売等が規制されます。種を守るため、規制前でも売買目的の過度な捕獲は控えていただくようご協力をお願いします。https://t.co/agUYPeHTHK pic.twitter.com/4t6dRe4Pli
— 環境省 (@Kankyo_Jpn) December 20, 2022
わたしたちのような昆虫食の企業が関連する部分として、ゲンゴロウ6種が新規に追加されました。
引用元:環境省
どのようにかかわるかというところですが、
海外産の食用ゲンゴロウの商品に、国内希少野生動植物種に指定されたヒメフチゲンゴロウが混入しているリスクを排除することが非常に困難
という状況です。
「ゲンゴロウ・タガメ飼育ブログ」さんが詳細に解説してくださっているので、ぜひご一読ください。
TAKEOの対応
TAKEOでは環境省や関係各所との協議のうえ、「ガムシ・ゲンゴロウ」を既に2021年9月に販売終了しています。現在、弊社商品は流通しておりません。
弊社の商品サンプルから混入が確認されたわけではありませんが、将来的に特定第二種に指定される可能性があるゲンゴロウ類が混入するリスクを排除できなかったためです。
TAKEOとしては最初に売れた商品が「ガムシ・ゲンゴロウ」ということで非常に思い入れの強い商品ではありました。また風味としてはチーズのような香りと強いうまみがあって、魅力的な食材でした。
今後も各種法令については細心の注意を払い、業務に取り組んでいきます。