「昆虫食」から「昆虫料理」へ。待望のレシピ集!
昆虫料理時代の到来を告げるオールカラーの本格的昆虫料理レシピブックがついに出ました。「人生が変わる!特選 昆虫料理50」で紹介されているレシピは、和洋中から、おつまみ、デザートまで、まさに昆虫づくしです。かつてない本当においしそうなこの昆虫食レシピ本は、あなたに食の新世界を体験させるでしょう。
2013年5月、国連食糧農業機関(FAO)は、世界の食糧問題に対処するために昆虫類の活用を勧める報告書を発表しました。昆虫は食用として栄養価が高いほか、環境に優しい家畜飼料用などとして、さらなる可能性を秘めています。
世界では少なくとも20億人がすでに甲虫やハチ、バッタなど約1,900種類の昆虫を伝統食としています。このような昆虫食を文化的な視点で取り上げた本は既に刊行されていますが、プロセスがしっかり入り、カラーでビジュアルを楽しめる昆虫料理の書籍はまだありません。
本書は、日本初のフルカラー本格的昆虫料理本です。昆虫料理の新世界到来を予感させる記念碑的作品をお楽しみください!
目次
- はじめに 木谷美咲
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PART1 見た目にやさしい昆虫料理
- 01「コオロギ入り豆腐ハンバーグ」
- 02「ミルワームの茶碗蒸し」
- ほか(全11品)
- 師匠と弟子の昆虫料理 Q&A 1(内山・木谷対談)
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PART2 素材を生かした昆虫料理
- 12「ハチの子飯」
- 13「イナゴのかき揚げ」
- ほか(全14品)
- 師匠と弟子の昆虫料理 Q&A 2(内山・木谷対談)
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PART3 野趣を楽しむ昆虫料理
- 26「カミキリムシの照り焼き」
- 27「サクラケムシと桜の花のおこわ」
- ほか(全12品)
- 師匠と弟子の昆虫料理 Q&A 3(内山・木谷対談)
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PART4 スペシャル昆虫料理
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虫寿司
- 38「オオスズメバチのにぎり」
- 39「セミ親子のにぎり」
- ほか
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虫おせち
- 43「イナゴの田作り」
- 44「スズメバチのなます」
- ほか
- 48「バッタの3色天ぷら」
- 49「タケムシのチーズ焼き」
- ほか(全13品)
- おまけ 「繭づくし」
- 師匠と弟子の昆虫料理 Q&A 4(内山・木谷対談)
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調味料編
- 01「アリの子ドレッシング」
- 02「虫みそ」
- 03「イナゴ塩」
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寄稿
- 世界初の昆虫調味料「イナゴソース(仮)」をつくってみた
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現地レポート
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食材昆虫小事典
- 安心して食べるための注意点
- イナゴ・コオロギ・バッタ
- ほか
- 素材逆引きさくいん
- 資料さくいん
- あとがき 内山昭一
- 英語料理名
- 英文要旨
木谷 美咲(きや みさき)著者プロフィール
1978年東京都生まれ。食虫植物愛好家、作家。執筆業。「食虫植物を楽しむ会」代表。2010年に昆虫料理研究会に出会い、昆虫料理のおもしろさに魅了される。「タモリ倶楽部」、「ナニコレ珍百景」、「中川翔子のマニア☆まにある」、「ワケありレッドゾーン」、「昆虫料理フェスティバル」など、テレビ、イベント出演あり。
内山 昭一(うちやま しょういち)著者プロフィール
1950年長野県生まれ。昆虫料理研究家、昆虫料理研究会代表、NPO法人食用昆虫科学研究会理事。幼少より昆虫食に親しみ、1999年から本格的に研究活動に入る。どうすれば昆虫をよりおいしく食べられるか、味や食感、栄養をはじめ、あらゆる角度から食材としての可能性を追究する。
2013年5月、国連食糧農業機関(FAO)が昆虫食を推奨する報告書を発表して以降、メディアから取材殺到。こうした気運を受け、代表を務める昆虫料理研究会の活動が大きく広がる。また、日本初の昆虫食を科学的に研究する食用昆虫科学研究会が14年にNPO法人の認可を受け、理事として啓蒙活動を続けている。
商品情報
- 著者
- 木谷美咲 内山昭一
- ジャンル
- 単行本
- ページ数
- 127ページ
- 定価
- 本体1800円+税
- 発行日
- 2014年8月1日
- 出版社
- 山と溪谷社
- ISBN-13
- 978-4-635-45017-1
- JANコード
- 9784635450171
1920045018008
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