期間中はFUTURENAUT産のコオロギをふんだんに使用した特別メニューが登場!そしてスペシャルイベント盛りだくさん!いろいろ燃えやすいけど、おいしい、たのしいがてんこ盛りです。AgeAgeでお待ちしております!!
開催期間:2024年3月16日(土)~3月24日(日)
スペシャル①:3月16日(金)20時より X(旧Twitter)にて「うまいコオロギ論戦」
スペシャル②:3月23日(土)・24日(日)12時~15時まで 職人よる“揚げたて”コオロギ提供
スペシャル③:24日(日)16時~ FUTURENAUT CEO櫻井氏×TAKEOの佐伯 スペシャルトークショー
※3月19日(火)はお休みです。
期間限定メニュー:
・至高の一品 コオロギトロロのだし茶漬け
・究極の一品 揚げコオロギ(23日(土)・24日(日)限定)
代表取締役 櫻井蓮
2019年にFUTURENAUT株式会社を創業。
タイの昆虫養殖現場のフィールドワーク、昆虫食に対する消費者心理研究への挑戦をきっかけに、次世代たんぱくの市場普及に向けたビジネスの創出を決意し、FUTURENAUTを設立。専門は食育、食行動心理分析。食育アドバイザー。
コオロギ養殖、養殖研究を担当。
「ふっ、うまいのはコオロギ自身の手柄じゃないか。育てた人間がえらいわけじゃない」
WEB:https://futurenaut.co.jp/
X(旧:Twitter):@FUTURENAUT_Inc
これまで個人で自由に生きてきたので、まさか会社員になるとは思っていませんでした。昨年末にJICA草の根プロジェクトが終了し、行き先を探していたところ、以前から技術顧問として関わっていたTAKEO株式会社よりお声がかかりました。
入社しても、私の興味や、やるべきことは、これまでとあまり変わりません。昆虫を食べる皆さんと一緒に、ビジネス、環境、昆虫食業界が社会全体と調和し、持続可能な形で発展する未来を目指します。そのためには国際的に学問分野を横断しながら、いままで見過ごされてきた協力関係を発見し、ビジネスとして実装していこうと思います。
せっかく会社員になったのですから、TAKEO株式会社のこれまでのビジネスを起点に、昆虫に対する古い価値観を揺さぶりながら、昆虫の「のびしろ」をぐいっと伸ばせるような、ピリッとスパイシーでフルーティーな挑戦をしたいと思います。ビジネスとして進めたいアイデアはたくさんありますが、まだ公開できないことばかりです。私がこれから何を仕掛けていくのか、好奇心を持って見守ってくださると嬉しいです。
以下英語バージョンです。
I have news to share with you. I became the CSO (Chief Sustainability Officer) of TAKEO Inc. in January 2024. I had been living a free life until then, so I was surprised to become a company employee. My interests and what I should do have not changed much. With our insect-eating partners, I aim to transition the business, the environment, and society into a sustainable one. By crossing disciplines internationally, I intend to discover new types of collaboration that have been overlooked. I would like to challenge the old perceptions of insects and introduce new values to society, from a business perspective. I want to spice things up with a fruity provocation. I have many ideas that I cannot reveal yet, so I would appreciate it if you could keep an eye on me with curiosity.
今回は2023年のおわりに開催された「BLACK LIGHT FESTIVAL(ブラックライトフェスティバル)」の模様と、会期中私たちの心を明るく照らしてくれた作品の数々をご紹介致します。
日時:2023年12月13日(水)~2023年12月25日(月)
★12月17日(日)はムシカツ(@musikatsu)さんをお招きしての“光る”ボディペイントイベントを開催!リアルタイムで作品が完成していくワクワク感と照らした時の鮮やかな輝きは、忘れがたい思い出の1ページとなりました。
★12月23日(土)はSpecial day。みんなで光るものを持ち寄り、明かりを消した店舗で心ゆくまで照らして楽しみました。
場所:昆虫食TAKEO 浅草本店
内容:昆虫だけでなく、ブラックライトを当てると光るものを探索して持ち寄り、参加者・スタッフみんなで楽しむ!
ブラックライトとは、わずかに目で見える長波長の紫外線を放射する電灯のこと。照らした物体の内部に含まれる蛍光物質が反応して、鮮やかに発光します。目に悪影響があるので、絶対に光源を直視してはいけません。また、長時間身体に照射すると日焼けすることもあるので注意が必要です。
いつもとひと味違う蜂レモン!サイバー蜂レモン
ブラックライトで妖しく光る、ちょっと大人なドリンクです。なぜ光るかは…飲んでみるとわかるかも。
ひとつひとつが唯一無二のあじわいコスモセット
タケオオツクツク・カイコ蛹・フェモラータオオモモブトハムシ(幼虫)・蜂の子味噌漬けが、あなたを小宇宙のような夢幻の世界へご招待。
普段のTAKEO浅草本店は、木材の上品さを生かした落ち着いた雰囲気が印象的。しかし今回のイベント開催期間中にはその様相がガラッと変わり、まるでイルミネーションの中に迷い込んだかのような幻想的な一面を見せてくれました。
みうら店長が不思議な技術によって誕生させたアニサキスバルーン「アニー」たちをはじめ、ホヤの殻や調味料のみりん、トビイロスズメの幼虫など…。店内にはブラックライトで光る様々なものが展示され、実際に参加者の方がご自身でライトを当てて色の変化を楽しんでいただける仕様になっていました。
また、クリスマスも近く聖夜の星に願いを!ということでご来店の皆さまに願い事を魔法のペンで書いて頂き、こちらも店内でツリーとして展示させて頂きました。
12月17日(日)には、普段から昆虫や自然にまつわる情報発信をされているムシカツさんにお越しいただき、皆さんがそれぞれ好きな虫たちを特殊な塗料(ブラックライトで光る!)でボディペイントして頂きました。
カマキリやタガメ、モルフォ蝶にタランチュラやアニサキスまで…。多様な虫たちが鮮やかに暗闇に浮かぶ光景はとても幻想的で素晴らしいものでした。中にはおでこにペイントを希望される方もいらっしゃり、閉店間際のハイな空気に包まれた店内は、未だに鮮明に思い出せるほどのにぎわいでした。
ムシカツさん、明るい気持ち皆さんと分かち合える素晴らしいひとときをありがとうございました!
そして待ちに待ったSpecial day当日。参加者の皆さんはそれぞれいきものや鉱石、液体など個性の伝わるとても魅力的な「光るもの」を持ってきてくださいました。スタートは15時でしたが、開始直後から閉店時間まで終始盛り上がっていた記憶があります。日が落ちるとさらに雰囲気が出てきて、それに比例して会場の皆さんの笑顔も増していたように思います。
途中本物のアニーに出会えるという嬉しいハプニングもあり、厳しい寒さも吹き飛ぶような楽しい時間を皆さんとご一緒できたことは、この冬のとびきりの思い出となりました。
今回のイベントは昆虫食とは直接の関係は薄めなものではありましたが、限定メニュー「コスモセット」や「サイバー蜂レモン」のように見ための鮮やかさも楽しみながら味わえる食材にも出会え、なかなか日常で体験することのない輝きに溢れた、とても実りある12日間となりました。
また、大人になってからは少しずつ遠い存在となっていたような、好奇心のままに試し手応えを掴む感覚を重ねていくことの喜びと再び巡り会えたように思い嬉しかったです。ご参加頂いたみなさん、ムシカツさん、誠にありがとうございました!
ブラックライトは直視しないようにどうかお気をつけて、ぜひ皆さんも身近にあるものを照らしてワクワク新しい発見を楽しんでみてくださいね!
2023年注目すべきはコオロギ騒動です。昆虫食品に関する誤解から発生したこの騒動は、日本の昆虫食業界全体に大きなインパクトを与えました。現時点でもその余波はあり、業界の今後の動きにも影響を与えていくでしょう。
2024年にTAKEOは創業から数えて10周年を迎えます。昆虫食専門で10年という区切りの年を迎える今、私たちは今後何をするべきかをしっかり考えて実行していきたいと思います。
山梨県の養蚕農家「アシザワ養蚕」の芦澤洋平さんによる1日店長&ミニセミナーを開催!当日芦澤さんには1日フル回転でお手伝いいただきました。ミニセミナー内にあった懐かしの「サイコロトーク」が特徴的で忘れられないですね。
→記事ページ
2022年好評いただいたコラボが年をまたいで延長!!このコラボイベントをきっかけとして、多くのぽこピーファンの方々に出会えました。みんなそろそろコオロギピーナツラテが恋しくなっている頃かも?!
→記事ページ
TAKEOの新シリーズとして「旅するコオロギシリーズ」が誕生。東武宇都宮百貨店さんとのイベントをきっかけとして商品を開発。宇都宮のみなさんに身近に感じてもらえるような昆虫食を考えてみました。宇都宮のコミュニティFM「ミヤラジ」さんにもご紹介いただきました。
→記事ページ
1月11日「絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律施行令の一部を改正する政令」が施行されました。TAKEOでは環境省や関係各所との協議のうえ「ガムシ・ゲンゴロウ」を2021年9月に販売終了しています。
→記事ページ
昆虫食webメディア「わたしたちと昆虫食」をリリースしました。昆虫食に関わる人たちの多様な物語を一つ一つ丁寧に紡ぎ、みなさんと共有していくことで昆虫食をもっと身近に感じていただきたいと考えています。
「わたしたちにとって昆虫食とはなんだろう。」
→メディアページ
コオロギ食品を扱うベンチャー企業が高校の調理科の生徒と一緒にレシピ(コロッケ)を開発、希望者が給食で食べるという取り組みが行われました。そのネットニュースを見た人が「給食で無理やり食べさせた」と誤読し、そこから拡散、炎上と繋がりました。一部が過激化、昆虫食陰謀論という形へ続きます。「人類は昆虫を食べてこなかった」、「コオロギを食べると流産する」、「コオロギ由来の粉末やアミノ酸が知らないうちに食品に混ぜられてる」などという声が多く拡散されました。
→「栄養価やアレルギー、安全性など昆虫食の疑問にお答えします」ページ
「見て、触って、食べて。」をコンセプトとし、1月に続き「アシザワ養蚕」の芦澤洋平さんをお迎えした蚕づくしのお祭りを開催。いまや店舗で人気メニューの一つとなった「糞茶漬け」がイベントに合わせて誕生しました。
→記事ページ
ベーシストの今沢カゲロウ氏とコラボ第3弾!カゲロウ氏が描いた約300点に作品によって店内が彩られ、恒例のインストアライヴも盛り上がりました。
→記事ページ
TOKYO BUG BOYSで映像作家として活躍されている平井文彦さんによる初トークライブ「昆虫の惑星へようこそ」が浅草本店で開催されました。映像や活動の裏話をご紹介するだけでなく、五感で昆虫を感じる特別な体験をお届けしました。コラボドリンク「恋するレモン」も登場。レモンのような爽やかな香りを発するモンシロチョウの仲間を表現した店舗限定ドリンクメニューです。
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杏仁豆腐な幼虫を店舗のお客様へお届けすべく、三重松坂までGO!完全予約制の店舗限定メニュー「フェモto杏仁」の提供を開始しました。
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実店舗オープン5年目のお祝いとして?!期間限定で復活したザ・スタディールーム エキュート上野店さんの店頭をバッタ仮面がジャック!ジャック中はMs.メンダー(タイワンタガメのメス)とマダゴキの生体展示も行い、JR上野駅構内にあるスタディールームの店頭が異様な空気に包まれました。
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昆虫料理研究家の内山昭一先生をお招きし、春の訪れを感じるサクラケムシ・フッチー(フチグロトゲエダシャク)・深川蚕の飲み比べを行いました。
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なぜ昆虫食屋がホヤを?!恒例となったホヤ祭りですが、今季は「海鞘句(ホヤ句)」新たにを募集し、店内がホヤ装飾と海鞘句で彩られました。代表の齋藤の記事「ホヤと私。」もよかったらご覧ください。
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TAKEO営業担当の桑原の加入によって実現したドン・キホーテさま向けの冷凍昆虫商品「Gochisou konchuシリーズ」を5月より販売開始しました。「国産こおろぎ」「国産かいこ」「国産いなご」の3種を用意し、とにかく食卓でも簡単に食べられることをコンセプトにしました。
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第3期タガメ基金のご報告です。私たちは昆虫の基礎研究者を応援しています。昆虫の研究者を応援することで昆虫に関するデータや知見が蓄積され、それこそが昆虫資源を保全するための礎になると考えているからです。
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大山名物きゃらぶき風味の昆虫食「きゃらいなご」発売!「きゃらいなご」は、国産いなごを大山名物のきゃらぶきで風味豊かに甘辛く味付けしたいなごの煮干しです。ふきがほんのり香りポリポリと食べやすく、おいしく手軽にたんぱく質と塩分補給ができます。
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ヒルちゃん祭り、再び!!この日のために生まれた当日限定メニューも登場しました。
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名古屋で開催された「いきものづくし」に初出店!!いろんな方と出会えたイベントです。
全国各地の魅力が詰まった地域応援の専門店、浅草「まるごとにっぽん」さんとご縁を頂き、店頭販売することに!!わざわざ立ち寄ってくれた方もいて嬉しかったです。
旅するコオロギシリーズ第2弾!博物館風味?!という謎風味の昆虫食が誕生!みんな博物館へ行こう!
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お子様もいっぱい来ていた「ふくおか大昆虫展」九州大学秘蔵の美しい昆虫標本や昆虫たち。どれも見飽きることはありませんでした。
夏の風物詩!九段下の熱いイベントです。「バッタ仮面が答える昆虫食Q&A」を持って、バッタ仮面が参加しました。
ビールなイベントにお呼ばれされました!出演:茸本朗、ホモサピ、三浦みちこ、原宿、魔女っこれい、ジャンク・小森瑠斗という個性豊かな面々。後日、イベントに参加されたお客様や出演者さんが店舗に来てくださることも多く、イベント参加が店舗を知っていただくきっかけに繋がり嬉しかったです。
大分県産ミールワームを100%使用。彩りよくヘルシーな「フルーツ&ナッツ」、味付けなしでそのままの味が楽しめる「プレーン」の2品を同時発売しました。
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店舗の目の前、東本願寺さんで行われた盆踊り!今年も参加させてもらいました。
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今年も害蟲展へ協力させていただきました。身近な生活環境に潜む害虫・害獣と呼ばれる生物をアートに。害蟲展では素晴らしいアート作品が多く見られました。イベント期間中はタガメサイダーで乾杯!という場面も。
自然に親しみ、楽しめる施設「水元かわせみの里(葛飾区)」で行われた「かわせみフェスフェスティバル」に参加し、キンキンに冷やしたタガメサイダーの提供を行いました。
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NPO法人食用昆虫科学研究会の吉田誠さんを講師にお招きしてのイベント(トークショー&サイン会)が開催されました。吉田さんが持参した謎の実「ポポー」の試食も大盛り上がりでした。
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店舗6周年を目前に「TAKE-NOKO」は「TAKE-NOKO」を卒業いたしました。
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野草生活のエキスパートである「のん365日野草生活」さんを講師にお招きして、実店舗(西浅草)周辺の野草を観察する「浅草散歩」と、コラボメニューをのんさんと一緒に食べながら野草を愛でるイベントが開催されました。
→記事ページ
「昆虫食活動倶楽部」略して昆活倶楽部が始まりました!
→記事ページ
ZAZATEINでもお馴染み、ザザムシの故郷、長野県伊那市の上伊那農業高校の学生さんが作ったメニュー「ざざへいもち」と「ざざむしとれたよ」を浅草本店で提供しました。スペシャルデーには上伊那農業高校の生徒さんも来店し、伊那やザザムシの魅力をお客様に直接お伝えしました。
→記事ページ
佐賀県東松浦郡玄海町で行われた『エネIKU』に参加しました。エネIKUは、人々の生活に欠かせないエネルギー(生活の源・元気のもと)の存在と価値について楽しく学べる体験型イベントです。期間中は参加者のみなさんとタガメサイダーやコオロギカレーのオリジナルラベルを作りました。
→記事ページ
蚕の蛹3匹分が贅沢に入った、とってもジューシーな一本です。コクのあるチーズと調和して、他ではちょっと味わえない美味しさです。
→商品ページ
ブラックライトで発光する昆虫や食品などを集め、その変化を楽しみました。限定メニューとして「サイバー蜂レモン」(ドリンク)と「コスモセット」(昆虫串4本セット)も提供。いつもとまた違った形で昆虫食を味わいました。
→記事ページ
少しずつ肌寒くなってきた10月の終わりに、晩秋で寂しくなりがちな気持ちを吹き飛ばすようなお祭りが9日間にわたって開催されました。上伊那農業高校のみなさんが浅草へ来て下さったSpecialな1日の様子も含めて、開催中の記録をここにまとめさせて頂きます。
・期間:2023年10月28日(土)~11月5日(日)
・場所:昆虫食TAKEO 浅草本店
・Special thanks:長野県上伊那農業高等学校の皆様
・内容:コラボメニューの提供、上伊那農業高校グローカルコースの生徒さんによる伊那谷とザザムシのPRセレモニー(10/29)
上伊那農業高校の皆さんとはこれまでも幾度かご縁があり、高校の生徒さんや先生方と伊那谷の食文化についてお話したり、出張講義に学校へお邪魔させて頂くこともありました。そうしたご縁の積み重ねが初めて商品という形で実を結んだのが「ZAZATEIN(ザザテイン)」でした。伊那谷の特産品であるザザムシとくるみがふんだんに使われた香り高いこのふりかけは、発売当初からかわらずご好評を頂いています。
☆ZAZATEIN開発時の詳細はこちら!https://takeo.tokyo/note/information/zazatein/
そんな上伊那農業高校の皆さんとの取り組みは、今回のザザムシ祭で4回目となります。イベントの趣旨は「上伊那農業高校のみんなが考案したザザムシレシピを店舗のお客さんに実際に提供してみよう!」。
2023年5月23日に店舗店長のみうらが学校へお伺いした際、生徒の皆さんが授業の一環でザザムシを使った新しいメニューを開発して下さいました。多くのアイデアの中から選びぬかれ、今回「ざざへいもち」「ざざむしとれたよ」の2品を実際に浅草の店舗で提供する運びとなりました。
長野県上伊那農業高校HP https://jono.ed.jp/
中部地方の郷土料理である「五平餅」と、川海苔のような香ばしさをもつザザムシ、そして同じく伊那の特産品である味噌とクルミの四者が出会って完成したスペシャルな一品。ふわふわの新米の甘さも相まって、何個でも食べられそうな美味しさに。鼻腔をくすぐる湯気もどこか懐かしげなぬくもりがあり、味わうたびに五平餅とザザムシの出会いに感謝の気持ちが湧き上がります。
◎使用した原材料
お米:上伊那郡の南箕輪村産「風の村米だより」の新米。南箕輪村は別名「風の村」。一年を通し心地の良い風が吹き抜ける土地で、そこで栽培されるお米は余計な湿気を含まず、濃い甘みに成長するのだそう。
味噌:おなじく南箕輪村の大芝高原味工房でつくられた、地元産大豆と自家製麹使用の五割麹味噌(「おばちゃんみそ」)。二度びきするのが特徴で、大豆の風味はしっかり残しながらもまろやかな味わいです。
味噌×バニラ×チョコが紡ぎだす、新たなデザートの喜びを教えてくれるアイスクリームです。伝統的なざざむし漁をイメージして作られた美しい飴細工がアクセント。チョコレートの川に飛び込んだザザムシも、本来のムチムチとした食感を失うことなく見事にカカオの味わいと調和しています。
特製の味噌ソースはしっかりと本来の味噌の味わいも残しつつ、まろやかな甘さに仕上げました。バニラアイスとの相性も抜群!よく混ぜてお召し上がり下さいませ。
開催初日から多くの方が駆けつけて下さり、期間中、店内は賑やかながらもあたたかな雰囲気に包まれていました。ご来場頂いたお客様からは「お祭りが始まるのを楽しみにしていた」という、あまりにも嬉しいご感想をいくつも頂きました。
中にはこの日のためにと長野県から日帰りでご来場頂いた方もいて、ザザムシという食文化が今日まで大切に愛されてきたという確かな証を感じました。
今回のお祭りで印象的だったことの一つに、ザザムシにまつわる思い出を比較的多くのお客様がお持ちだったという点があります。地元が長野県ではない方も「昔遊びに行った先で」だったり「祖母の思い出話に出てきた」などきっかけは多岐にわたり、様々な記憶の中でもザザムシはとりわけ印象に残りやすい存在なのだと改めて実感しました。
この日は伊那谷から、上伊那農業高校のみなさんがTAKEO浅草本店に来てくれる日でした。何班かに分かれて順番に配膳などのお手伝いをして下さったり、お客様へ伊那谷やザザムシの魅力を伝えて頂きました。
14時頃にはセレモニーが執り行われ、取材の方も多く集まる中現在の取り組みや伊那谷への思いについて代表の生徒さんがお話し下さいました。ジャストタイミングでご来店頂いた常連のお客さんも取材にご協力下さり、熱意と笑顔に包まれた1時間となりました。
当日みなさんと過ごす中印象的な場面はいくつもありましたが、何よりも生徒さんたち1人1人の凛々しさに感銘を受けました。配膳して頂く際にも積極的に声をかけて下さり、安心感がとてつもなかったです。本当に好きな事を追求している方々がこれほどに頼もしい佇まいであることを、改めて教えて頂きました。
本当にあっという間の9日間で、どの日にも印象的な出来事がありました。
「ざざへいもち」はほぼ完売、「ざざむしとれたよ」については在庫がある限り販売継続となっています(11/30現在)。※現在は販売終了しています。
ざざへいもちは焼けていく時の香りが本当に素晴らしく、毎回どこかの縁日に迷い込んだような錯覚を覚えました。実は五平餅の甘じょっぱさが以前は少し苦手だったのですが、そんな気持ちが覆されるほどざざへいもちの完成度は高く、限定メニューである事が少し寂しく感じました。
上伊那農業高校のみなさんやご参加下さった皆様に感謝を申し上げるとともに、この大切な文化をこの先も繋げていけるお手伝いが出来るよう、これからも昆虫食専門会社として力を尽くしていきたいと改めて感じました。
彼らが開発したザザムシふりかけ「ZAZATEIN」は引き続きTAKEOのオンラインストア・浅草本店などで販売していますので、気になった方はぜひお試しください!
The post お祭り通信🏮ザザムシ祭 first appeared on 昆虫食のTAKEO|通販、実店舗、製造、養殖、研究.]]>その後、大学でコオロギの食用化の研究に没頭し、昆虫食の奥深い世界に魅了されます。まずは、「食品について学びたい」と思い、大学卒業後の2019年からは食品会社に入社。畜産原料チームにて食の基礎や食品のサプライチェーンについて幅広く学びました。
食品会社で学んだ経験を昆虫食で応用しながら、昆虫食が欲しい人に確実に商品を届けることを使命とし、2023年2月からTAKEOでBtoB営業を担当しています。
私の記事は、TAKEOで行っている最前線の営業に関する記録。とても地道で泥臭いものですが、あとから見返したときにこの記録を笑い話にできるように一歩ずつ前進していきたいと思います。
TAKEOの営業になってすぐの事だった。以前取引をしていたお客様から電話がきた。その内容は、「ドン・キホーテが昆虫食を探している」というもの。畜産原料チームとして働いていた以前のお客様から、こんなにもタイムリーに昆虫食の問い合わせが来るとは考えておらず、とにかく驚いた。
私に白羽の矢が立ったのも事前にその経緯を説明しておいたからだと思う。事前に説明しておくことは重要だと身にしみて感じた。
初仕事。気合いを入れて取り組もうと決意する。
ドン・キホーテ本社との商談を重ね、ありがたいことに導入が決まった。ドン・キホーテの昆虫食といえば、TAKEOの銀パックシリーズや国産昆虫シリーズなど、既に店頭に並んでいることをご存じの方も多いだろう。しかし、今回私が手掛けた商品はそれとは違った「冷凍品としての昆虫食」であった。
畜産原料チーム時代の繋がりからの話であるため、この流れは自然なものであった。しかし、TAKEOにそのような既存品はなく、初の試みになった。売り場も自然と「食肉売り場」になる。
TAKEOとして私たちが掲げるビジョンは「野菜、魚、肉などと同じように、昆虫が食として楽しまれる豊かな食卓の実現」である。冷凍品としての昆虫食は、まさに食卓で昆虫が楽しまれる可能性が広がる商品だ。
今回のプロジェクトは、TAKEOが掲げる思いの大きな一歩にもなる。私は16歳の頃に感じたあの興奮を思い出し、そして、急ピッチで開発に取り掛かることした。
TAKEOの「Gochisou konchu」シリーズと銘打って、商品開発は無事完了した。
品目は「国産こおろぎ」「国産かいこ」「国産いなご」の3種を準備。とにかく食卓でも簡単に食べられることをコンセプトにし、商品設計としても「洗浄済み」「ボイル殺菌済み」という仕様にした。これは解凍後そのまま食べても問題のない品質を意味する。ただし、昆虫の風味を豊かに楽しんでもらうため、召し上がる前に加熱することをおすすめしている。
TAKEOとして初の試みである食肉売り場での冷凍品の販売。お客様の声のヒアリングも兼ね、店頭で試食販売を実施することした。食肉売り場での昆虫食の試食販売は、ドン・キホーテにとっても私にとってもTAKEOにとっても初めてづくしである。
店頭での試食販売時の料理は、見た目に抵抗がある方が多いだろうと考え「たこ焼き」に決めた。私は、お客様への声の掛け方や試食提供時の注意ポイントなどの研究に加え、たこ焼き作りに勤しんだ。
「Gochisou konchu」シリーズは5月2日よりMEGAドン・キホーテUNY大覚寺店で販売開始となった。販売を開始して間もないということもあり、販売開始後の売れ行き情報を耳にすることなく、試食販売当日を迎えた。
以下は当日の私のタイムスケジュールとその時の心境、成果である。
05:00 不安と期待を膨らませながら千葉県にある自宅を出発。
10:00 静岡県焼津市「MEGAドン・キホーテUNY大覚寺店」に到着。大覚寺店さんでは食肉売り場の「ジビエコーナー」にて冷凍昆虫を販売していただいている。まさに昆虫が食の選択肢の1つになっている売り場である。
11:00 試行錯誤しながら店頭販売開始。苦戦。販売数0。
14:00 午前の部を終え、休憩。すぐに【店頭販売 売り方】でgoogle検索。この時の私はひどく焦燥していた。
15:00 午後の部として販売開始。売れない。
17:00 ラスト1時間。まだ売れない。販売数0。
18:00 試食販売終了。関東から往復6時間かけて移動し、7時間の店頭販売を行うも1袋も売れなかったことを社内へ報告。
結果は散々なものであった。売れた数はなんと0である。
残念なことに販売数は0であった。しかし、成果はある。それは試食してくださったお客様からの意見だ。販売数は0だったが、お子さんから大人の方まで様々な方にご試食してもらえた。その数は68組。「おいしい」と感想をくれた方もたくさんいた。
試食してくれたお客様からの意見は私たちの財産になると思っている。今後の商品開発の参考にし、改良を重ねて今よりもみなさんに手にとっていただきやすい商品開発に繋げていく。
現在TAKEOの「Gochisou konchu」シリーズの取り扱いがあるドン・キホーテは、以下3店舗である。
・MEGAドン・キホーテUNY大覚寺店
住所:静岡県焼津市大覚寺二丁目27番地15
・MEGAドン・キホーテUNY嬉野店
住所:三重県松阪市嬉野中川新町四丁目205番地
・MEGAドン・キホーテUNY伊那店
住所:長野県伊那市西町5182番地1
みなさんに冷凍昆虫を身近に感じてもらえるように今後も商品の改良を重ね、取り扱い店舗も増やしていきたい。お近くの方はぜひ売り場を覗いてみてほしい。
(畜産原料チーム時代の写真)
2023年11月18日(土)、第33回目となるオンライン昆虫食雑談会を開催します。
(卒論シーズンだ!!先月はスキップしてしまいごめんなさい)
昆虫食に関してから様々な方から日々多くの問い合わせをいただきます。中高生の総合学習、大学生の卒業研究や卒論、社会人であれば新規ビジネス立ち上げのための市場調査や養殖技術に関するヒアリングなど・・・
できる限り頑張って対応しているのですが、スタッフも少ないので個別対応はちょっと大変なのが実情です。そこで雑談会(座談会)という人が集まる場を設けることにしました。TAKEOの考え方をいっぺんに多くの方に知ってもらえるし、参加者のみなさんは同じような立場の人たちの意見を聞くことができるし、双方にとって嬉しいにちがいありません。
毎月1回開催をしていますが、毎回10~20名ほどの参加があり議論はとても盛り上がります。下は小学生から、上はベテラン社会人まで。昆虫を食べた経験がある人は半分くらい、初心者の方も安心してご参加ください。参加者同士でもそれぞれの専門知識を活かした意見交換がありますし、リピーターさんも多いです。
メインテーマは各回の参加者によって異なります。これまでデザイン、昆虫資源保全、昆虫食業界への就職などがメインテーマとなりました。様々なバックグラウンドを持つ方が参加してくれるので、想定していない質問も出てくるので私たちもとても楽しいです。
企業秘密にかかわる部分は回答できない場合がありますが、クローズドな場であることを活かしてできる限りお答えしたいと思います。
昆虫食に関する一般的なこと、TAKEOの事業のこと、なんでもOKです。
TAKEOの技術顧問で、ラオスで応用昆虫学と国際保健学をベースに昆虫食を実践している佐伯真二郎さんも参加してくれます。
国際保健学に興味がある方はこの機会を逃すな!
→twitter
2023年11月18日(土)
18:00~20:00(延長あり)
@オンライン(zoomを使用します)
TAKEOの事業紹介、昆虫食ビジネスに関するトピック紹介(20分程度)
↓
参加者のみなさんの自己紹介
↓
Q&A形式による雑談(質問が尽きるまで)
【参加条件】
〇対象はすべての方です。
〇無料です。
〇途中参加、途中退室は自由です。
〇応募時に①所属先(学校名または会社名)、②年齢または学年、③氏名を回答してください。
〇録音、録画は禁止します。
〇できるだけwebカメラはONにして会話に参加をしてください。
〇不適切な発言があったと主催者側が判断した場合、退席していただくことがあります。
【申し込み方法】
Twitter・InstagramなどSNSのDM、メール( info@takeoinc.com )、下記フォームから、
「オンライン昆虫食雑談会参加希望」の旨を明記し、
①所属先(学校名または会社名)、②年齢または学年、③氏名を添えてお申し込みください。
たくさんの方のご参加、お待ちしております!
The post 2023年11月18日(土)、第33回オンライン昆虫食雑談会開催! first appeared on 昆虫食のTAKEO|通販、実店舗、製造、養殖、研究.]]>秋も深まってきた10月の中頃、野草生活のエキスパートであるのんさんを講師にお招きして、実店舗(西浅草)周辺の野草を観察する「浅草散歩」と、コラボメニューを一緒に食べながら野草を愛でるイベントが開催されました。その当日の模様を野草愛・昆虫愛を込めてご紹介いたします。
日時:2023年10月15日(日)
◆#1 のんさんと歩く浅草散歩 (16:00~18:00ごろ)
◆#2 みんなで晩ごはん (提供は18:00~19:30)
◆#3 限定ランチ (提供は12:00~16:00)
場所:昆虫食TAKEO 浅草本店
「365日野草生活」をモットーに活動しているバイタリティ溢れる女性。明朗で分かりやすい解説に、初心者の方のふとした疑問にも優しく寄り添う素敵な観察会を全国で開催しています。ちなみに「365日野草生活」とは、毎日野草を食しているわけではなく、視覚や嗅覚など、5感をフルに使って毎日野草に親しんでいる、という意味をもつそうです。
note:https://note.com/365nitiyasou/
X(旧:Twitter):@365nitiyasou
Instagram:365nitiyasou
今日という日のために生まれた限定コラボメニューは、野草とコオロギのキッシュをメインとしたワンプレート!
のんさんよりご提供頂いた野草『シロザ』をふんだんに使用したキッシュは、濃いほうれん草のような深い旨味と卵のやさしさ、コオロギの香ばしさが手を取り合ったような、心にも身体にも美味しい一品。
つけあわせの『ハチの子キャロットラペ』は爽やかな酸味とレーズンのほのかな甘味がクセになります。
香ばしいガーリックが口いっぱいに広がるカリッカリの『山形コオロギトースト』は、サラダと交互に食べると野菜の新鮮さも相まってエネルギーを補給している実感がモリモリ湧いてきます。
そしてこのプレートになくてはならないのが『カイコのビスク』!濃厚に薫るスープが、カイコ特有のまろやかな旨味を引き立てる非常に贅沢な一杯です。
こちらのプレートはランチとディナーの時間帯でお選び頂けました。
デザートには『サクラケムシのソルベ』をご用意。細かく砕かれた糞がアクセントの芳しいソルベは、まるで桜の花をそのまま口に含んだよう。付属のレモン果汁をかけるとがらっと引き締まった印象になる、一度で二度楽しめるデザートです。毛のモフモフ感も楽しめるトッピングのサクラケムシは、とろっと濃厚な美味しさに仕上がっています。
野草と昆虫の調べ、当日は朝からあいにくの雨模様。ランチのお客様も来てくださり店内は和やかな雰囲気でしたが、浅草散歩の開始予定時刻が近づくにつれて無事に雨が上がるかという不安はどうしても増していきました。
そして開始30分前、奇跡が起きました。雨雲がふいにどこかへ流れてゆき、爽やかな秋空が広がりだしました。実は店長が前日夜にてるてる坊主を制作し店内に設置していたのですが、こんなにピンポイントで効果があるのだとその日一番の衝撃でした。心からホッとしたことを今でも覚えています。
こうして無事天候は回復し、定刻通り16時からの楽しい浅草散歩は幕を開けました。
東武浅草駅前の広場から散策はスタートしました。交番前のクスノキに始まり、身近でよく見かけるものの直接触ったり匂いを嗅いだりしたことのない植物を、実際にそれらに触れ合いながら数多くご紹介いただきました。お散歩を楽しむためのポイントもピックアップしてくださり、その点も意識しながらの散策はとても刺激に溢れるものでした。
特に印象深かったのが「フレッシュ食痕の犯人は誰」という、出来て間もない食痕(いきものが植物などを食べた形跡のこと)を探してみようという試みでした。のんさんの見解では雨上がりはちょっと見つけにくいかも、とのこと。しかし散歩をはじめて30分ほど経った頃でしょうか、他の植物を押しのけて駐車場の屋根いっぱいに成長していたアサガオの葉に新しそうな食痕が…!古いものもあり、見較べると面白い発見がいくつもありました。
そして気になる食痕の主は…葉の裏にいました。まだ幼いホシホウジャクの子どもが一生懸命葉を食べるその姿は、とても庇護欲をかきたてられるものでした。
だんだんと日も傾いてきて、街はあかりを灯し始めました。浅草の家々に佇む植物たちも街明かりに照らされて、また違った様相を見せてくれます。廃屋の屋根に茂るノウゼンカズラ、葡萄のように美味しそうに輝く毒草・ヨウシュヤマゴボウ、とある会社の植え込みに茂る山椒の葉…。中には公衆トイレのすぐそばで元気に育つ大葉やバジルとの出会いもありました。
夢中で野草観察を楽しみ、気が付けば目的地であるTAKEO実店舗のすぐ近くまで来ていました。お店に入る直前、玄関脇でクモ博士(納谷様)によりヒラタグモの一種が発見される場面も。
タガメサイダーで乾杯したら、いよいよ「みんなで晩ごはん」のスタートです。本日出会えた野草は26種類にものぼりました。のんさんと今日のことを振り返りながら、料理が運ばれてくるのを待ちます。道中メモしていても、いざその名前を挙げようとすると出てこないのがもどかしい…。それでもビデオテープを巻き戻すように散策のことを振り返るのはとても楽しかったです。
全員に料理が行き届いたころ、改めてのんさんより普段の活動内容やご自身のことについて、彩り豊かな写真を交えてお話し頂きました。それぞれの野草の良さが余すことなく発揮された料理や作品たちに、のんさんの野草に対する確かな愛情を改めて感じました。また、クズの花とキクイモのお茶も今回のんさんにご提供いただき、締めのお茶として振る舞われました。クズはまろやかで優しい甘さを、キクイモはごぼう茶のような香ばしいおいしさを楽しませてくれました。
コラボディナーも参加者の皆さんにご好評いただき、楽しかった時間はあっという間にお開き間近に。店内にいた半数以上は一緒に2時間浅草を歩いた方々で、いつも以上に解散するのが寂しく感じてしまいました。店外での催し物が組み込まれたイベントは今回が初めてだったので、普段のお祭りとは少し異なる充実感があり、とても思い出深い一日となりました。
今までは風景の一部として捉えてしまっていた野草の世界を、この一日で随分と広げて頂いたように思います。
初めて名前を知るもの、体験して分かる植物たちの特性、浅草という街と野草とのかかわり。新鮮な体験ばかりで、まるで子供の頃感じていたワクワク感が蘇ったようでした。何よりのんさんのあたたかい人柄に、主催側であることを忘れかけるほどの安心感を覚えながら楽しませて頂きました。
また、コラボメニューにも使われている野草からは、日頃食べている野菜とはまた異なる美味しさと豊かさを感じ、昆虫食との相性の良さも改めて実感しました。
今回私は浅草散歩に同行させて頂けることになり、実際に参加者の方と街を歩いてみた時にお店の中で完結するイベントとは違う皆さんとの距離の心地良い近さに新鮮な感覚を覚えました。のんさんの楽しく好奇心を刺激してくれる解説を聞きながら、同じ道を歩き、同じ時間・景色・匂い・喜びを共有する。それらを繰り返すうち、主催側として不備の無い様振る舞おうと緊張していた気持ちが徐々にやわらぎ、皆さんといるその空間がどんどん心地良いものになっていったのです。のんさんの野草散策の魅力は、こうして様々な方と同じ時を過ごす幸せな思い出も含まれているのだろうなと感じました。
長くなってしまいましたが、書き残しておきたいことはまだまだ尽きません。季節の変化によってもきっと風情の変わる野草散策。またどこかの機会でご一緒できたらとても嬉しく思います。
ご参加頂いた皆さん、そしてのんさん。忘れがたい1日をありがとうございました。
これまでTAKEOは、日本の伝統的な食用昆虫であるザザムシの故郷、長野県伊那市の上伊那農業高校のみなさんと様々な取り組みをしてきました。一緒にふりかけを開発したり、講義をしたり、新しいレシピを考えてみたりと、上伊那農業高校との取り組みは今回なんと4回目!
今回のイベント趣旨は「上伊那農業高校のみんなが考案したザザムシレシピを店舗のお客さんに実際に提供してみよう!」です。
5月23日に私が上伊那農業高校に伺ったときに、生徒のみなさんがザザムシの新しいメニューを考案してくれました。その考案してくれたメニューの中から厳選した2つのメニューを今回店舗で実際に提供します。
提供期間は10月28日(土)から11月5日(日)の2週間。期間限定メニューとして登場する生徒が実際に考案したメニューは「ざざえいもち」と「ざざむしとれたよ」の2商品です。それに加えてザザムシ料理として馴染みのある「くるみとざざむしの佃煮」もご用意します。
伊那産のお米である「風の村米だより」を使用した五平餅とザザムシのコラボ!その相性は如何に?!
ザザムシ漁をイメージした飴細工が心躍るアイス!チョコをまとったザザムシと伊那の味噌を使用したソースのコラボレーション。味も見た目も楽しめる商品です。
さらに、なんとなんと10月29日(日)は、メニューを考案したグローカルコースの19人の生徒が、入れ代わり立ち代わりで浅草本店に仕事のお手伝いに来てくれます!
実際に食べてくださった方からの感想は、生徒のみなさんもきっと喜んでくれるはず。直接感想を伝えると同時に生徒さんからレシピ開発の背景を聞いてみてください。
【上伊那農業高校×TAKEO「ザザムシ祭」概要】
開催期間:2023年10月28日(土)~11月5日(日)の2週間
10月29日(日)は上伊那農業高校グローカルコースの19名が店舗のお手伝いさんに!
期間限定メニュー:
・ざざへいもち
・ざざむしとれたよ
・くるみとざざむしの佃煮
店舗6周年を目の前にし、この度「TAKE-NOKO」は「TAKE-NOKO」を卒業いたします。2021年に現在の場所に移転してからあっという間の2年間でした。多くのお客様にご来店いただき、誠に、誠にありがとうございました!!
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そして、
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2023年10月1日より、店舗名から「-NOK」が消え、「TAKEO」になります!!!
「TAKEO」は2014年にECショップとしてスタート。その後、2018年に実店舗がオープンしました。その際、新たな店名は設けず、昆虫食TAKEOの実店舗として営業していました。
実店舗のオープンから3年が経過し、2021年10月の店舗移転に伴うリニューアル!!というタイミングで、新たに店名を「TAKE-NOKO」に設定しました。「TAKE-NOKO」という店名の由来は、あの竹の子。竹は地中に広く強く地下茎を伸ばし、そこから新しい竹の子を生み出します。昆虫食が好きなそんな竹の子たちを、ちょっとずつ増やしていきたい、という思いを込めたものです。「TAKE-NOKO」という名称は、昆虫食TAKEOの実店舗の時代から使用していたメンバーズカード名でもありました。
しかし、新たな店名を設けたことによって、WEBやSNS上で「TAKEO」と「TAKE-NOKO」の区別が難しく、その違いでお客様の混乱を招く結果となってしまいました。お客様から「TAKEOとTAKE-NOKOの違いってなに?」とご質問をいただくことも多くありました。
そこでこの度、よりシンプルに、そして更にお店を身近に感じてもらえるように「TAKE-NOKO」を卒業し、「TAKEO」に統一する所存です。(※「TAKE-NOKO」という名称はメンバーズカード名として引き続き使用していきます!メンバーのみなさんは変わらず竹の子です!)
昆虫食TAKEOの店舗(旧TAKE-NOKO)が目指すは、「昆虫を通して、食、そして私たちが繋がる憩いの場」です。日常の騒がしさから少し離れ、心地よい時間を過ごせる特別な場所で、昆虫の魅力と新しい味の発見をこれからもお届けできるよう努めていきます。
気軽に楽しく昆虫食を楽しめるような場所をみなさんと一緒に作っていけたら嬉しいです。
名称リターンともに、新たなプロジェクトも始動します。その名も『昆虫食活動倶楽部』!略して「昆活倶楽部」。
昆活倶楽部では、不定期に開催している「お祭り」とは別に、昆虫食から生まれる新しい出会いを発見できる場になるよう何かしらの活動を企画していきます。毎月定期的に活動予定で、参加するみなさんが昆虫食でちょっと楽しくなる未来を目指していきます。
(記念してTシャツも作ってみましたよ。)
実店舗のオープンは2018年の4月1日。2024年4月1日の店舗6周年を迎えるにあたって、感謝のチャレンジキャンペーンを開催します。その名は「なんべんも来てくれてありがとう! 感謝!感謝の選べるチャレンジキャンペーン」です。
キャンペーン内容は、期間中のご来店回数に応じて特典をプレゼントするものです。選べるコースは5つ。特典は「オリジナルせんべい」から「糞茶プレミアム」「昆活Tシャツ」「タガメサイダーグラス&タガメサイダーTシャツ」まで。今回の特典は非売品ばかりなので、ぜひゲットしてくださいね!!
キャンペーンの台紙は千社札風になっていて、チャレンジクリア後はシールとしてお使いいただけます!シールを集めたい方もいるかも?!ぜひぜひ、奮ってご参加ください。
【キャンペーン概要】
キャンペーン名:あとちょっとで店舗6周年「なんべんも来てくれてありがとう!感謝!感謝の選べるチャレンジキャンペーン!
開催期間:2023年10月1日(日)~2024年4月30日(火)
参加費:なし
ルール:お好きなコースを選び、スタッフからキャンペーン台紙を受け取る。ご来店スタンプを集めて特典をゲット!別のコースもチャレンジしてね。
「TAKE-NOKO」という店名からは卒業となしましたが、これからも変わらず昆虫食のおいしさや楽しさをお届けしていきます。引き続きご愛顧賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
The post TAKE-NOKO 最後の 重大なお知らせ first appeared on 昆虫食のTAKEO|通販、実店舗、製造、養殖、研究.]]>